金現物投資に興味はあるけど、金現物とETFどちらを選ぶべきか迷っている方は多いはずです。私は「ETFが合理的」とわかっていながら、あえて金現物100gを購入しました。その判断と2026年時点の結果を正直にお伝えします。
「金投資って、なんだか難しそう」
「ETFと現物、どっちがいいの?」
「金は今から買っても遅い?」
正直に言います。私は「金ETFのほうが合理的」とわかっていながら、金現物100gを買いました。
結果として2021年3月に約67万円で購入した100gの金現物が、2026年4月時点で評価額約260万円になっています。約4倍近い評価益です。以下ではその経緯と2026年時点の最新状況を詳しく解説します。
金投資とは|現物・ETF・純金積立の違いを2026年版で整理
金投資とは、金という資産を保有することで将来的な価値の保全・増加を狙う投資です。金の最大の特徴は「無国籍通貨」とも呼ばれる点にあります。株式や債券と異なり、特定の国の経済や企業業績に左右されず、世界情勢が不安定なときに価値が上がりやすい性質があります。
2026年時点における金投資の主な方法は3つです。
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| 金現物(地金・コイン) | 物理的に保有。保管コストあり。リセールバリューが高い |
| 金ETF(GLDなど) | 証券口座で手軽に売買。手数料が低く流動性が高い |
| 純金積立 | 毎月少額から積み立て可能。手数料はやや高め |
2026年時点の金価格トレンドと最新動向
2026年現在、金価格は歴史的な高値圏で推移しています。地政学リスクや主要国の財政悪化懸念を背景に、安全資産としての金への需要が世界的に高まっている状況です。2021年当時と比較して国内金価格は大幅に上昇しており、1g当たりの価格は購入時の約3〜4倍水準で推移しています。こうした背景を踏まえると、これから金投資を始める場合は「高値づかみリスク」と「分散効果」のバランスをしっかり意識することが重要です。
2026年度の税制と金投資の注意点
金現物を売却した際の利益は、2026年度現在も譲渡所得として総合課税の対象です。保有期間が5年超の場合は長期譲渡所得として特別控除50万円(他の譲渡所得と合算)が適用され、課税対象額が2分の1になります。私の場合、2021年3月購入分は2026年時点で5年超に該当するため、売却時には長期譲渡所得として有利な扱いになります。税制は毎年見直される可能性があるため、売却前には最新情報を確認することをおすすめします。
合理的に考えればETF、でも私が金現物を選んだ理由
資産運用の観点だけで言えば、金ETF(特にGLD)が手数料・流動性ともに最善です。これは間違いありません。
それでも私が金現物100gを買ったのには、少し個人的な経緯があります。
きっかけは妻の貴金属査定で気づいた「リセールバリュー」の重要性
結婚前に妻が百貨店でかなりの高額でネックレスなどの貴金属を購入していました。試しに査定に出してみると、二束三文にしかならなかったのです。その経験から「プレゼントするなら、リセールバリューを意識した貴金属にしよう」と考え、結婚後の妻の誕生日プレゼントに金現物5gを購入しました。
そこで実物の金を初めて手にしたとき、何か男のロマンというか、「あ、これは地金で持ちたい」という感覚に火がついてしまいました(笑)。数日迷いましたが、自分のポートフォリオで可能な範囲として100gをまとめて購入することにしました。
ETFでなく現物を選ぶことの意味
ETFは証券口座の残高として数字が並ぶだけですが、現物の金は手元に実体があります。会社が倒産しても価値がゼロになることはないという安心感は、現物ならではのものです。資産全体のリスク分散として、数字ではなく「モノ」として持てる点に、私は独自の価値を感じています。ポートフォリオ理論だけでは測れない安心感が、現物保有の大きなメリットだと実感しています。
資産形成全体の考え方については、プロフィール|年収400万普通サラリーマンが30代で資産5,000万超を達成した話でも詳しく紹介しています。
どこで買ったか:日本マテリアルを選んだ理由と購入実績
購入先として選んだのは日本マテリアルです。選んだ最大の理由は、100gの購入で手数料が無料になること。少量だと割高になりやすい金現物購入において、まとまった量での購入は手数料面で非常に有利です。
実際の購入データと2026年4月時点の評価額
購入実績(2021年3月購入→2026年4月評価)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 購入先 | 日本マテリアル |
| 購入量 | 100g |
| 購入時期 | 2021年3月(購入から約5年が経過) |
| 購入金額 | 約67万円 |
| 2026年4月時点の評価額 | 約260万円 |
| 評価益 | 約193万円(約+288%) |
2021年当時の購入価格と比較すると、2026年4月時点でおよそ3.9倍の評価額となっています。これは金価格が国際的に大幅上昇したことに加え、円安の進行が国内円建て金価格を押し上げた影響も大きいと分析しています。
金現物の保管:自宅 vs 貸金庫、どちらを選ぶべきか
金現物を持つと必ず直面するのが保管問題です。現在は自宅保管しています。貸金庫も検討しましたが、2026年時点でも金融機関の管理体制への不信感は完全には拭えていません。「貸金庫も絶対安全ではない」という認識のもと、自宅保管を継続しています。
自宅保管と貸金庫のメリット・デメリット比較
| 自宅保管 | 貸金庫 | |
|---|---|---|
| コスト | 無料 | 年間数千〜数万円 |
| アクセス | いつでも可能 | 銀行営業時間内のみ |
| 盗難リスク | 自宅次第 | 低い(ただしゼロではない) |
| 災害リスク | あり | 銀行の耐火・耐震構造で低い |
自宅保管で意識していること
自宅保管の最大のリスクは盗難と火災です。私は金庫への収納と、家族への所在共有を徹底しています。保険との組み合わせも検討に値します。100g程度であれば火災保険の家財補償範囲に含められるケースもあるため、保険証券を確認することをおすすめします。2026年現在、火災保険の補償内容は保険会社によって見直しが進んでいるため、契約内容を改めて確認する良い機会でもあります。
2026年の金価格高騰を受けた今後の方針
2026年にかけて金価格は過去最高値圏で推移しています。こうした局面で「追加購入すべきか」と迷う方も多いでしょう。私の考えはシンプルです。
追加購入はせず、このまま子どもに渡すつもりで保有し続けます。
高値圏での金投資、ポートフォリオ比率はどう考えるか
金は配当も利息も生まない資産です。ポートフォリオ全体のリスク分散として5%程度を金に割り当てるのは合理的ですが、高値圏で追加購入して比率を上げる積極的な理由は今のところありません。現物の金は株券と違い、会社が倒産しても価値がゼロになることはない。その安心感も、現物にこだわった理由のひとつです。
2026年時点では米国株をはじめとする個別株投資も好調です。金投資と並行して個別株運用に興味がある方は、パランティアがテンバガーに!米国個別株投資術2026年版もぜひ参考にしてください。
また、金投資と同様に長期的な資産形成の柱として活用できる企業型DC(確定拠出年金)投資法2026年版|5年で評価益100万円超の実績も、ぜひ合わせてご覧ください。
📋 まとめ
私の金投資のポイントをおさらいします。
- 1合理的にはETFがベスト(手数料・流動性の観点から)
- 2ただし金現物には「持つことの安心感」と「リセールバリューの高さ」という独自の価値がある
- 3購入するなら手数料が有利な業者(日本マテリアルなど)を選び、まとまった量で買う
- 4保管は自宅か貸金庫か、自分のリスク許容度と状況で判断する
- 5ポートフォリオの5%程度を上限に、あくまで分散目的で持つのが現実的
- 6売却時は譲渡所得として課税される点を把握し、保有期間5年超の長期譲渡所得の優遇を活用する
2021年3月に67万円で購入した私の100gは、2026年4月時点で評価額260万円。「男のロマン」から始まった金現物投資でしたが、資産形成の観点でも結果的に大きなプラスになっています。2026年現在も保有継続中であり、子どもへの資産継承を見据えた長期保有の方針に変わりはありません。



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